気ままな20代男の戯言

30代独身男性ののほほんとした日常をつづります。 自身が悩んでいることから悩みの情報共有、改善方法、効果が出たものについてつらつらと書きこんでいきます。

コブクロの曲の想い出1 ~ALL TIME BESTをもとに~ 桜

去年の今頃、20周年ライブ「ATB」ツアーファイナル を観に 京セラドームへ行っていました。

あれから1年がたつことは早すぎるよ…

 

ということで、ふと気まぐれで「ATB」の楽曲を曲順に1っ曲ずつ想い出を書き記そうと思います。

 

何年も前から、「1曲ごとに曲を語れる自信がある」と豪語していたのですが、実際に語れるのかと思ったからですね

 

はい、前置きはこのくらいにして、1曲目、「

 

いわずと知れた、コブクロ結成きっかけの曲。

トーク番組では「できちゃった結成」と自虐しており、黒田さんに対して小渕さんが曲をあげたけど、黒田さんのギターがあまりにもお粗末であったため、隣でギターとなんとなくハモリを加えたところ、一気に100人ほどの人だかりができたことは有名な話である。

 

節目の時には必ずと言っていいほど歌っている。

NAMELESSWORLD in 武道館ファイナルでの黒田さんの涙。

20周年ライブ in 宮崎生目の杜公園 での2万5千人の大合唱…。

 

どれもこれも涙なしでは聴くことができません。

 

ATBツアーでは、最初の1曲目。二人だけで。アコギとメロディーだけが鳴り響く。サンドアートの映像とも相まって感動した。

 

私の想い出は、以前の記事にも記載した通りで重複するので辞めておきます。

以前の記事→→

 

と記事を載せようと思ったら、このブログには書いていなかった笑

 

長くなりますが、以前別のところで書いた転載記事です。

熱量がすごいので、文章の締めはここで書きます。

一言で言うと桜という楽曲は、私を大人にさせてくれ成長させてくれた曲です。

 

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就活真っ只中の中、年度末。本当に年度末から次の年度に変わる夜に、当時付き合っていた彼女と別れた。
人生ではじめてお付き合いした彼女やった。

期間は短い期間やった。ネタとしてお試しキャンペーンかってくらいに。でもその期間中にバレンタイン、ホワイトデー、

それぞれの誕生日が含まれていて内容はとても濃く、本当に初めてなのでこれもこれも試してくだされというくらいに濃かった。

まぁそんなこんなでとてつもなく寂しい気持ちでいて、親しい友人に話を聞いてもらおうと当時としては珍しく

自分から対1人にご飯なり飲む誘いをかけていた。

その中の1日が桜という曲を、より大事なより涙なしでは聴くことができない曲に変えることになった。

サシで飲んだ相手は、大学のサークル友達で一番異性の友達に対して心が開ける人。

この理由は大学入学当時まともに女性と喋らことができなかったときにサークルに入り、

自分の良さをまわりのサークルの人たちに広めてくれた人だから。

おかげで異性に対して抵抗感を持たなくなり、女子会に1人入り込んで話すなど

大学入学前では考えられない新たな世界を見せてくれた大切な人。
今までの付き合った経緯などを知っていたのもあり誘い、

わざわざ1時間弱電車に揺られて金沢まで来てくれて話に付き合ってくれました。

1軒目は、片町スクランブル交差点の角にある居酒屋ビルに入っている店。

席が対面式ではなく親近感がもてるような角席?のつくりだった。キャバクラ方式の席と言うべきか。

そこで2時間ほど話した。三杯くらいは飲んだ記憶がある。

そこでは 話足りなくて、二軒目。

話し足りないなんて生まれて初めての感覚。

お酒が強くて大抵二軒目は寝てお酒は頼まないのにもかかわらず、日本酒天狗舞純米酒を注文。

そこでもお酒の力を借りつつ、溢れ出す想いをひたすらぶつけていたと思う。ここでも1時間くらい。

合計3時間、嫌な顔一つせずに話を聴いてくれて感謝でしかなかった。

本当にありがとう。今は結婚してて住んでいるところも遠くて会えないけど、

素直な気持ちを開放してくれた大切な友人として心に残るだろう。


ということで、飲みが終わり彼女を最寄の駅まで歩いて送り届けた。

駅まで送り届けるよ、今日は寂しくて人恋しいからと言ったら、

笑いをこらえた顔で〇〇〜!寂しいもんね〜ありがとう(笑)といった場面が忘れられません。

その後まだ飲み足りなかったのかコンビニで紙パックの日本酒を購入して、

歩きながら今日はもうお金のことなんて気にしないしタクシーで帰ろうと思った

ものすごく空虚感に襲われた私はアイポットで”NAMELESS WORLD “のアルバムを聴いた。
一曲目、FLAG。アカン色々とまずい。もう何故だか泣いている自分がいる。

そう思いもう少しだけ歩いて帰って途中でタクシーを拾って帰ろう。

お金も浮くしなと思いながら、片手に日本酒を手に取り文字通り飲み歩きしながら、歩を進めた。

二曲目、桜。

 

アカン涙腺が…。

 

ちょうどその時傘をさす必要がないミストのような雨が天からすり注いで来た。

次に六等星。飾りを捨てた日に気づいた自分に体に駆け巡っていた情熱に



アカン…、今タクシーに乗ったらとてつもない変な寂しいある意味惨めな気持ちで乗ることになる。

私はタクシーに乗ることをやめて、歩いて家まで帰ることにした。

    もっかい最初から桜を聴こう。

再生して聴きはじめた瞬間に大粒の涙が止まらなくなった。

雨のせいかな?小雨なので傘もささずに歩いていたからそう思った。

傘をささなかった理由は雨を浴びたくてしょうがない気持ちだったかの一つでしかない。

話はそれたが、桜で大号泣した。

 

…届かぬ想いがまた一つ、涙と笑顔で消されてくる、そしてまた大人になった…

追いかけるだけの悲しみは、強く清らかな悲しみは いつまでも忘れることのない

僕の中に君の中に咲くLove…

 

もうわけわからないくらい泣きっぱなし、続く六等星、ここにしか咲かない花でも大号泣。

気持ちをそらすために飲んだいた日本酒がなくなり、

また最寄のコンビニで辛口のカップ麺とともにワンカップ日本酒鬼ころしを購入。

傘は買わなかった。そしてまた聴きながら歩き続けた。

結局家に着いたのは、駅から一時間半が経とうとしていた。

そんなに歩いたのに疲労感がなかったのも初めてだった。

ずっと宿を探す浮浪者みたくまわりから見てたらどうして泣いているの?

というくらいフラフラしながら歩いていて、時間感覚を忘れていた。

ちょうどその時に先程の友人からラインが届いた…

もう家に着いた?今日は楽しかったよ、ありがとう!また飲みに行こう!

…ものすごく嬉しかった。即返事した…

ちょうど家に着いたところ、家に着く予想時間ドンピシャやね(笑)

…心通ってるから完璧でしょ(笑)

れからというもの、”桜”は私にとっての泣き曲、何かが生まれ変わった思い出の曲となった。

それ以前は桜を聴いても失礼ながら泣きたい気分にはならなかった。

そもそもコブクロの曲を聴いて泣くという感情が湧かなかった。

泣くという行為を表面に出してくれた曲。

今でも桜を聴くとこの時の光景や感情、状況を思い出す。

消して淡いほろ苦い思い出ではなく、しっかりと恋愛面で前を踏み出してくれた曲として、

自分の心の中で咲き続けるだろう

宮崎での大合唱は気持ちよかった。あの時の寂しい気持ちは当然思い出すけど、気持ちよく泣けた。


今ここで記録として残しておきたかった理由。
恋愛面に限らずに、将来自分が何をしたいんだ、どういう方向を目指せばいいのだという時に、

避けては通れないエピソードだからです。

20周年ライブ、隅から隅まで感情や想い出をひろってくれたライブでした。
ありがとう宮崎、ありがとうコブクロ

 

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